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彼女と私の物語 [日々の出来事]

最近、私の周りが何気に変わってきている。
同世代の友達が一杯できた[わーい(嬉しい顔)]
電話で話していると、とっても楽しい。
その電話の相手が、彼女Tである。

(文章の運びの都合上、敬称略とさせていただきます)
事の発端は、2月(くらいだったかな)に、届いた一通の手紙だった。
小学校のお友達で、未だに年賀状のやりとりが続いているYからの手紙だった。
中には、「Tさんに会いました。同窓会を開く予定なので、住所を教えて欲しい。教えても良ければ連絡ちょうだい。」と言うような内容だった。
住所かぁ。。。私はかなり迷った。
ファミマ-の住所漏洩(多分、これが原因だと思う)で、架空請求をかなり、貰っていた私は、住所公開と言われると、一歩、退いてしまう。
一種のトラウマですね。
そんなわけで、とっても迷った。 
丁度、忙しかったせいもあり、Yに返事をしたのは、1ヶ月くらい経ってのことだったと思う。
普通なら、苛々しながら、返事を待っているんじゃないかと思うのだけれど、かなり時間を空けてメールした私に暖かい言葉を掛けてくれた[わーい(嬉しい顔)]
さすがだね。
Yは小学校の時からお世話役で、一緒にいて安心できる人だ。
架空請求を受けて嫌な思いをしたので、住所開示はちょっと遠慮したいって話をすると、Yは、「いいよ、私が全部、情報回すよ!」と言ってくれた。
Yは、私の体調のことも心配してくれる。
心配かけてごめん。そして、ありがとう[わーい(嬉しい顔)]

それから、暫く経って、同窓会のお知らせがFAXされてきた。
まぁ、日曜日[exclamation]
次の日、仕事って辛いなぁ。
しかも、小学校なんて、殆ど、覚えていない。
妙に鮮明に残っているのは、担任の先生だけ。
他には、仲良かった子達と今、年賀状のやりとりがある子達だけ。
当然のことながら、自分のクラスも覚えていない。
こんなで行って楽しいのかな。。。??

しかも遠い。
私は父の仕事の関係で、各地を転々としてきた。所謂、転勤族である。
中学校、高校と全て、一年で転校。
それでも奇跡的に、小学校だけは、一つの場所、水戸にいた。
同窓会の開催時間は11:00。
ここから、水戸まで、11時着くために何時に起きれば良いのだろう?
一生懸命、時刻表をくってみる。
バスから始まり、なるべく、早く着ける方法を探す。
うん、これなら、7時前に出れば、何とかなりそうだ!

交通の目処が経ったので、同窓会への参加表明を出し、Yに連絡し、会費も払い込んだ。
Yとは、ずっと、会いたいねって言っていたので、会えることになって、とっても嬉しかった。
参加表明した翌日、Tからメールが届いていた。
そのメールを読んだ私の第一印象。
ちょっと怖いなぁ[もうやだ~(悲しい顔)]
何となく物言いが怖かったのだ。
Tは先天性脊椎骨幹端異形性症で、今はペースメーカーも入れている。
昔は車椅子じゃなかったけれど、今は車椅子だ。
クラスも違っていたから、殆ど、彼女のことは知らなかった。
きびきびとしたメールの文章。
初めての人に送る文章だから、まぁ、そんなものだろうが、近寄り難い雰囲気がそこにはあった。
その後、仕事が忙しかったせいもあり、業務連絡のメールのやりとりは終了。
ただ、メールに、「住所が分からない人で知っている人がいたら、連絡してあげてください」と書いてあったので、2名ほどに、お知らせの手紙を書いた。

迎えた同窓会当日、私はTと同じテーブルに着いたにもかかわらず、交わした言葉は挨拶を含めて、2言程度。
この時も、まだ、私は彼女に近寄り難さを感じていた[たらーっ(汗)]
後で分かったことだが、Tは私が住所開示を拒んだので、人付き合いの悪い特殊な人間だと思って、どう接していいのか分からなかったのだそうだ。
また、これも後で分かったことだが、私のことをブランド品で身を包むようなタイプだと思っていたらしい。
「ブランド品には興味がないんだよ~」と言う私に、驚いていた。

そんな彼女との付き合いが、180℃変わったのが、同窓会後、送られてきた彼女からのメールだった。
私が帰り急いでいて、アドレス交換できなかった友達が、Tを通じて、電話番号を教えてきた。
SMSが送れなかったらしく、後日、Tに頼んだらしい。
メールされれば返信はしないと!と言うのが私の流儀なので、同窓会のお礼とfacebookでお友達になってくださいというようなメールをした。
すると、翌日にはLINEやってますか?というメールが来て、メッセージをやりとりしている間に、電話で話しをするようになったのだった。

初めての電話で、同窓会の日、私が同じ組だったAくんを追いかけて帰ったことになっていると聞かされた[がく~(落胆した顔)]
心外だ。。。一緒に帰ろうと言われたから、一緒に帰っただけなのに、何故、私が追いかけていったことになっているのだ[exclamation&question]
心外だよ~と話していたら、Tが、「じゃあ、ブログで訂正してあげる」と言ってくれた。
それはとっても有り難い申し出だったので、事細かに事実を伝え、ブログに書いて貰った。
そしたら。。。それを見たAくんがご立腹。何やら、二人の仲が喧嘩モードになってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]
これはマジで焦った。
私のせいで、仲良かった二人を喧嘩させて、悲しい思いをさせたのでは、申し訳なさすぎる。
その時の私は、とにかく、二人の仲を取り持つことに必死になっていた。
だって、Tは、せっかく同窓会をきかっけ仲良くなったのだから、せめて、嫌な気持ちのまま別れたくないと言うような意味のことを言っていて、その気持ちは良く分かったから。
そう、もうこの時には、Tは近寄り難い存在ではなく、気持ちを考えられるくらいの友達になっていたのだ。
早いな、気持ちの変化[わーい(嬉しい顔)]
電話で2Hくらい、いろいろ話して、少し、Tに近づいた気になったからかもしれない。

そんな事件もクリアしてから、Tは一日に一度はメッセージをくれる。
私も休み時間に返信し、時間があれば電話で話すという付き合いになっている。
同窓会後、そんなに時間は経っていないが、色んなことを話した。
まだまだ、Tという人間に接し始めたばかりで、知らないことの方が多いが、これから、どんどん知っていけば良いんだなと思っている。
Tは先天性の病気を持っているので、健康な人に比べて制約を受けることもある。
だが、Tを見ていると、そんなハンディがあったことも忘れてしまうほど、パワフルで前に進むタイプだ。
きっと不安なこともあるはずなんだけど、それに打ち勝とうする力を持っている人だ。
何よりもTに惹かれたのは、Tが、「ありがとうとごめんなさいを言える人間でいたい」と言ったこと。
これは簡単なように見えて、とても難しいことだ。
T自身、辛いことも悲しい思いもしてきたと思う。
でも、この言葉達を忘れないようにしたいと言えるのは、凄いことだなと私は思う。
この言葉を聞いた日から、私もそうありたいと思い、ありがとうとごめんなさいを素直に言うように心掛けている。
これから、まだまだ、色んな話ができるはず。
色々な話をして、お互いの成長できたら良いなと思っている。
それと、Tの不安な気持ちを聞いて、和らげることができたら良いなと思っている。

そのうち、茶飲み友達になろう、Tちゃん(笑)
これからもよろしく。つーか、無理しなさんなよ~。


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